再び繋がったふたり。忘れられなかった元彼とのダブル不倫

私と元彼〜中学生の私達〜

私には忘れられない男性が居る。

言わずもがな元彼だ。

彼と出会ったのは中学校一年の頃。

同じ部活に入ったがお互いに名前を知っている程度の存在。

二年になり、私たちは同じクラスになった。

席替えで彼が私の前の席になり、プリントの受け渡しなどで会話が増えた。

気付くといつも体を横にして座りこちらに話しかけてくる彼との距離が近くなるのに時間はかからなかった。

私にとって初めての彼氏。

手を繋ぐのが恥ずかしい私がポケットに手を入れて繋げないようにしていたことに拗ねた彼。

彼の部活が終わるのを生徒玄関で凍えながら待った真冬の日。

私の部屋での初めてのキス。

段々と増えていった喧嘩。

そして別れ。

今でも鮮明に思い出すことができる。

別れを告げたのは私なのに、別れてからもずっと彼のことが好きだった。

彼は私と別れたあとにすぐ新しい彼女を何人も作ったし、別々の高校に進んだ。

だからもう彼との関係はなくなると思っていた。

元彼と私〜新たな関係〜

高校に進んだあとは私にも新しい彼氏ができ、初体験も済ませた。

長くは続かなかったけれど、部活や友情で充実した高校生活。

卒業してそれぞれの進路に進んでいこうという目前に中学生時代の友達との同窓会が開かれることになった。

大学受験に失敗した私は行こうかどうか悩んだが、同窓会のあとに仲のよいグループだけ集まって友人宅でお泊まり会をすると聞いてそれだけに参加することにした。

今までお泊まりなんてしたことがなかったから、大学受験失敗の憂さ晴らしと、親へのちょっとした反抗心だったんだと思う。

そのお泊まり会には元彼の姿もあった。

話を聞いていると彼女と喧嘩中で悩んでいるということだった。

「なんだ、彼女いるのか……。」

がっかりした自分がいた。

あれ、まだ彼のこと好きなのかもしれない。

気づけば彼の隣で熱心に相談にのっている自分がいた。

24時を回り雑魚寝を始める友人たち。

私と元彼は喧嘩中の彼女の話から話が逸れ、昔話に花が咲いていた。

となり同士寝転がり小声でずっと話すふたり。

「あの頃、楽しかったよな」

「うん、喧嘩ばっかりだったけどね」

「俺はもっと一緒に居たかったよ」

「え………?」

「もっともっとキスもしたかった。こんなふうに」

彼の柔らかい唇が私の唇に重なった。

頭の中は真っ白に。

まわりの友達にばれないように何度も何度も唇を重ねた。

次の日、彼と私はセフレになった。

元彼と私〜セフレから彼女へ〜

地元を離れての就職が決まっていた彼はあと一ヶ月もしないうちにいなくなってしまう。

私たちは会うたびに体を重ねた。

二番目の女とわかっていたけどそれでも彼の側に居られることは幸せで、快楽に身を任せていった。

そして、彼は地元を離れる。

元彼は当時の彼女とは別れたようだが、私を選んでくれるわけではなかった。

大学受験に失敗した私は進路も決めずにフラフラしていた。

ゴールデンウィークに帰ってきた彼と何度もラブホテルに行った。

少し遠出して旅行気分を味わって、ラブホテルに泊まった。

何度も何度も何度も何度もセックスをした。

でも、私が彼女になれることはなかった。

ああ、もう諦めよう。

「もうこの関係やめよう。なかったことにしよう。友達に戻ろう」

そういう私に彼が言ったのは

「お前も東京に来たら、付き合おう」

上京、そして彼女になる

単純だった私は彼を追いかけて上京し、就職した。

四畳半の狭い部屋。

寮暮らしだった彼は私の部屋に荷物を増やしていき、寮にはほとんど帰らず、同棲生活が始まった。

休みの曜日も違うし出勤時間もバラバラですれ違いは多かったけど、それでも大好きな彼と一緒に居られるのは幸せだった。

このまま結婚したいなあ。

そう思ってた。

そう思ってたのは私だけだったみたい。

一年も経たずに彼は部屋を出ていった。

彼のために上京した私は、空っぽになって東京に捨てられた。

新しい出逢い、そして結婚

彼を失った私はなんのために生きているのか、わからないままただぼんやりと生きていた。

食べることと酒に走るようになった。

ぶくぶくと太って醜い姿を誰も愛してくれないと思っていた。

しかしそんな私を拾ってくれた人がいた。

今の夫だ。

元彼のことが忘れられない、と言う私にそれでもいいと寄り添ってくれた。

太った姿も、それでもいいと微笑んでくれた。

すさんだ心に水を与えてくれた彼と私は結婚した。

このまま幸せに暮らしていくのだと思った。

しかし、私は夫を裏切った。

元彼との再会〜裏切り〜

結婚して幸せな日々が続いていた。

地元の友人の結婚式で夫を残してひとり帰省。

結婚式に参加してみて驚いた。

新郎友人側に元彼の姿があったのだ。

結婚もしてもう終わったことなのだと思っていたのに、私の心臓がドクンと大きく波打った。

二次会にも彼の姿があり、なんと彼の方から話しかけてきたのだ。

彼の左手薬指にはキラリと光る指輪が。

お互い既婚者か。

何となく安心したような、がっかりしたような…。

彼の奥さんは妊娠中ということだった。

ああ、この人は幸せなんだろうな。

悔しい、羨ましい、私のことをまた見てほしい、色んな感情が渦巻いた。

「奥さん妊娠中で全然させてくんないんだよ。」

お酒の勢いもあり、私たちはそのままラブホテルへ。

若かったあの頃の彼とはまた違う、大人の男になった彼にときめいた。

夫のことはもちろん愛していたが、それ以上に中学生時代からの積もった想いが勝ったのだ。

幸せだった。

秘密を共有した仲はそう簡単には壊れないだろう。

案の定今も元彼との関係は続いている。

奥さんは無事に出産したが、初めての育児にくたくたで相手をしてもらえないらしい。

私の夫は土日休みだが、元彼は平日休み。

元彼は営業でよく外回りをしているし、私の夫は出張が多い。

会うのは簡単だ。

今流行りのダブル不倫。

ニュースを見るたびドキドキするけどやめられない。

きっと私に子供ができるまではやめられないだろう。

 

既婚者同士の不倫はものすごく注意が必要で疲れます。

ダブル不倫に向く人と、向かない人

私は過去に2度、ダブル不倫の経験があります。

一度目の不倫は、私が結婚前に付き合っていた元カレと結婚直後に偶然再会、やけぼっくりに火が付いた感じ、お互いに結婚してからの再会で変に燃え上がってしまったんです。

でも、彼は全くダブル不倫に不向きな人でした。

私にも猛烈な抗議の電話がかかってきたり、大騒ぎになってしまったようで、、、。

喜んで不倫するくせに、メールを消し忘れたり、電話帳に私の名前をそのまま登録していたり、とにかく詰めが甘い人で、私も付き合うには軽くて楽しかった人でしたが結婚する気にどうしてもなれずに別れた経緯があるので、このダブル不倫はすぐに関係を終わらせる結果になりました。

ダブル不倫には、向く人と向かない人がいます。

ものすごく好きになってしまっても、不倫関係になってはいけない人、大ごとになって大揉めする羽目になる人がいる反面、ものすごくこざかしいというか、巧妙に不倫をごまかし続けられる人もいます。

この、ダブル不倫を平然と継続させられるのが、私と今の不倫相手です。

不倫する人は性格に難あり?

不倫ができるということは、人に当たり前のように嘘がつけるということでもあるんです。

私は結構、平気でうそをつける性格で、それは短所でもありますが、ことが不倫に関してはもう才能というくらいの域に達していると思います。

絶対に夫を悲しませたくないという確固たる思いがあるので、アリバイ作りは完璧にする、家事は一切怠らない、証拠は残さないということを徹底しています。

その為には記憶力は確実に必要です。

自分の行動を本当のことと、夫に話したことでうまく帳尻を合わせ続けないといけないからです。

少しでも疑問を持たせたらどんどん疑惑は膨らんでいくので、絶対に芽を摘んでおかないといけません。

そして、今のダブル不倫相手は、私ととても似ており、この辺りの計画作りにとても長けています。

初めにそれに気づいたのは当然仕事のやり方からでした。

けして褒められた仕事の取り方ではないのですが、うま〜く自分の成績を上げていけるんです。

支店移動で一緒に仕事をし始めて、だんだん惹かれあうように関係をもってしまいました。

私の夫は単細胞で熱血漢、どちらかと言うと不倫には向かないタイプです。

頼りがいもあるし、周囲からの信頼の厚い人なので、結婚相手としては申し分ない人です。

だから結婚に後悔は一切ありません。

でも、こざかしい、ずる賢い私には、正義感が少し暑苦しい時gがあります。

人の悪口とか愚痴とか言いたいときもあるじゃないですか。

そういうのを叱ってくれる存在はうれしいけど、時にうっとうしいです。

彼は共感してくれます。

そういう時間が必要なもの同士、その時間を持つために完璧なアリバイを作ることに罪悪感を持たないもの同士でもあります。

彼の奥さんの父親は仕事をしており、やはり堅物だそうです。

まっすぐな性格に惚れて結婚したけど、息が詰まるという彼に激しく同意します。

私と彼とが結婚したら、きっとうまくはいかないと思います。

ただの嫌味な夫婦として周囲に敵を作り嫌われるだけです。

私たちは性格が悪いもの同士、ちょうどいい関係を築けていいるともいえます。

気持ちよく関係を維持するためには

私たちが時々会って体や会話でお互いのストレスを解消し合うためには、やはり、お互いのパートナーには絶対にバレてはいけないという礼儀を払うべきです。

そのための努力を惜しむことは許されないと思っているので、全力でつじつま合わせに取り組んでいます。

夫婦をしていると、どうしても、合わない点hはできてしまうものだと思います。

でも、だからって離婚するというほどでもないとき、我慢できる人と、我慢するとおかしくなってしまう人がいると思います。

私も彼も、後者の方で、そこを補い合える相手だと納得しています。

だから、誰一人傷つけないよう、2人で協力して完璧なダブル不倫を続けて行こうと思っています。

 

ごめん、同級生とのダブル不倫が一番抜け出せないものです。

 

不倫しちゃダメなことなんてわかってる

不倫なんてしてはいけないことだと誰だって頭ではわかってはいるんです。

できるだけそんなシチュエーションにならないように生活し、夫以外の男性に好意を持たない場所で生活し、いちいち男性に対して恋愛感情を抱かないように、という気持ちではいます。

だから、結婚して10年間、ただの一度も浮気をしなかったし、出会いのきっかけすら作ってきませんでした。

まして、ダブル不倫なんて、どちらもお互いの結婚相手を裏切る行為で、最低最悪、ちゃんと理性を保てないなんて、人としてどうなのかしら、なんて、ワイドショーを見ながら理解に苦しんでいたころもありました。

でも、そういう人に限って、いざとなったら自分が一番不倫から抜け出せない性質を持っていることに気づかないものなんです。

私がそうだから、です。

同窓会に行くのだって、女友達との再会が第一目的、元彼が来たとしても、もう何十年も会っていないわけで、相手もおそらく結婚して、ただのおじさん、私もおばさんになっているだけ、ときめきとか期待しているわけではありませんでした。

なのに、彼は私が予想していたよりもはるかに若く、昔の面影を残したままでした。

そして、彼の方も私を見て懐かしそうに声をかけてくれて、変わらない、別れてもったいなかったな、なんて、当時では考えられないほど大人の対応、ふるまいをしてきたんです。

同じ人にもう一度ときめくなんて、自分にはないと思っていました。

夫はもう家族という感じになっていて、ときめくかと言われたらちょっと違います。

彼は当たり前みたいに連絡先を教えてくれて、懐かしいを連呼、「変な意味じゃなくて、また会おうよ、「」とこんなおばさんになった私を誘ってくれたんです。

毎日ちょっとした隙に彼のことを考えるようになってしまいました。

元彼です。

私の初めての男性でもありました。

別れのきっかけは思い出せないほど些細なことで、大嫌いになったわけでもなく、しばらくは引きずっていたことも覚えています。

その彼が会おうと誘ってくれて、舞い上がってしまいました。

そして、ほんとに再会の日時を連絡してきたんです。

同窓会で再会した女性陣と盛り上がってまた飲みに行くんだと嘘をついて子どもを任せていそいそと出かけた時点で私はなにかを期待してはいました。

彼だって既婚者です。

でも、その日、彼は完全に私を口説きにかかっていました。

初めて夫に嘘をついた日

友達と話が尽きないので、お泊りして朝に帰ってもいい?私以外の家庭は旦那さんが寛容で、すぐOKもらえて、、とぐずぐずの電話をすると、夫は何の疑いもなく、「女はほんとにおしゃべりだな「」と呆れながらOKしてくれました。」

ごめんなさい、ほんとに、ごめんなさい、今、彼は彼で、奥さんに電話かけてるんだ、、、と何度も心で謝りました。

だって、懐かしくて、好きだった気持ちが再燃してしまって止まらなかったんです。

なにもしないから、もっと話したいだけ、と言われて、ほんとにもっと話したいと思ったんです。

まだ、当時、なんで別れることになったのか、本当にはどう思っていたのかも聞き出したかったんです。

聞き出せると思っていました。

でも、部屋に入るとすぐに抱きしめられて、、、、そのままベッドに押し倒されてしまいました。

昔と全然体型が変わってしまい、すごく恥ずかしかったんですが、彼は、私の乳首にある小さなほくろを触って、「思い出した、これ、かわいかったんだよな」なんてからかう余裕までありました。

大好きだった彼とまたこんなふうに抱き合うことになるなんて、ほんとについ先日まで考えもしなかったのに、一度昔に引き戻された感情は本気で抑えられなくなってしまいました。

彼の方が実はどう思って今さら私を口説いたのか、本心は今でもわからないままです。

私は、女友達の名前を使い、夫に嘘をついて、月に一度の割合で彼とのダブル不倫を続けています。

夫への嘘もうまくなりました。

同窓会で再会した、離婚に悩んでいる元親友をもっておけない、なんて、もっともらしい理由が簡単に口から出てきます。

今だって不倫はいけないことだとわかってる

彼は奥さんにいったいどうやって嘘をついているんだろう、私にはいまだに聞けません。

彼も家庭のことはほとんど話さないし、聞いたら壊れてしまうくらいなら、黙って彼と会い続けるほうを選びます。

不倫なんて、ましてダブル不倫なんて、自分には一番関係ないと思っていたし、今でも、最低なことをしているという自覚はあるんです。

同級生の元彼は卑怯です。

思い出や懐かしさは想像以上に美化されいて、自分を昔に引き戻してしまっています。